野村 謙二郎 選手 広島東洋カープ
今年、ヤクルトスワローズの古田選手に次いで2000本安打を達成した野村選手。
今まで知らなかったという人にも名前が知れ渡ったのではないでしょうか。
野村選手といえば広島カープのベテラン選手。
最近の数年間は下位打線のつなぎ役として活躍を見せていますが、
実は長距離砲の一面を持った選手でもあります。
プロ入りした翌年の1990年に本塁打18本を記録すると、
それから1998年までの八年間、連続二桁ホームランを記録しました。
特に1995年には打率.315、本塁打32本、打点75という記録を残しています。
さらに盗塁数も30盗塁記録し、三割三〇本三〇盗塁を達成しました。
1999年以降はホームラン数も減り、出場機会も一時期は減りますが、
2003年からは年間打席数も300を再び越え、広島の打線の一角を担う選手になっています。
現在、チームの若返りが急務とされる広島ですが、
その中にあってベテランらしい働きを見せてくれる野村選手からは、
若手選手も学ぶものも多いかと思います。